小学4年生のころ。
惰性で(?)ピアノを習っていました。
ピアノの先生:「えりかちゃん、来週までに、この曲、両手で弾けるようにしてきてね。」
ちびやすえり:「はぁーい・・・」
・・・1週間後。
ちびやすえり:「げっ!もう、今日これからピアノ行くのに!全然練習してないや!ヤバイ!!」
ピアノのレッスン日、当日に、付け焼刃で練習・・・
ピアノの先生:「じゃあ、この曲、弾いてもらいましょうか」
ちびやすえり:「(なぜか、堂々と)今日は、右手だけです!」
その後、親の転勤を機に、ピアノはやめてしまいました。
さて。
ピアノを通じて得た教訓。
1回ツライことがあったくらいでは、あきらめず、粘る。
でも、やっぱり無理というときには、すっぱり断ち切る勇気も持つ。
「なんとなくヤダなあ~、おもしろくないなあ~」くらいで、やめさせてくれる程、うちの親は甘くなく(笑)。
「あともう少しやってみたら、上手になって、楽しくなるんじゃないかなあ。もうちょっと、やってみようよ!」
などと言われているうちに、
わたしも、「そうかも!」と思って、また挑戦してみます(←子供なので、こういうところは素直)。
この親の励ましで、ピアノとは別の習い事は、小学校1年から大学3年生まで、細々と続けたほどなので、あなどれません。
ただ、ピアノは、続ける努力をいろいろ試してみたけれども、
小学5年生になったちびやすえりは、
「やっぱり、ピアノは自分の時間を費やすものじゃない!」
と確信しました。
その確信を親に説明しました。
すると、ちゃんとわたしの意思を尊重してくれました。
そんなわけで、すっぱり、ピアノをやめさせてくれました。
「ここまで習ったのに・・・うんぬんかんぬん」とか「子供は、親の言うこと聞いてなさい!」などと、無理矢理それ以上わたしを説得しようとはしませんでした。
今思っても、ありがたい話だわあと思います。
これに関連して。
わたしは、離婚法律相談ホームページを作っていますが、なんでもかんでも離婚をすすめているわけでは、決してありません。
特に、相手からの暴力や浮気など、決定打になる出来事まではないという場合。
お互いの性格、価値観や生活習慣の違いであれば、
「あともうちょっと、お互いに譲り合って、離婚しないという選択ができないかなあ。」「本当に離婚という結論で良いのかなあ。」と気になってしまうこともあります。
でも、奥さんが、一生懸命、譲り合おうと努力しているのに、旦那さんは、ちっとも自分は変わろうとしない。分かってくれない。
「いっつも、旦那の価値観に従うように命令されてばかり。わたしばっかり、相手に合わせてる・・・いつまで、我慢しなきゃいけないんだろ・・・」
そんな風に、女性だけが、一方的に自分を犠牲にしている状態が、ずーと続いているということもあると思います。
そんなときは、もしかしたら、「ここまで続いたんだから、今度こそ、旦那も変わってくれるかも?」と、期待しては、また裏切られ、を繰り返すよりも、
「これからの時間を充実した時間になるように、すっぱり、断ち切ろう!」
と勇気を出すことも、時には必要なのかもしれません。
さて。
「そもそも、どうして、今回は、ピアノの話なの?」
というと・・・
↓こんなものを見つけたからなんです。
「当時のバイエルを保管していのが、見つかったってこと??」
と思われるかもしれませんが。
実は、これ!
子供のバイエルを忠実に再現したミニノートなんです!
ピアノについて、そんなに楽しい思い出のないわたしですが(笑)、このノートはかわいい!と思って、つい買っちゃいました♪
この2月に買ったばかりの新品です。
かわいいおもしろノートに癒されつつ、ちょっとセンチメンタルな(?)思い出にひたっている私なのでした。