弁護士から、依頼者の方にお手紙を出すことは、何かと多いものです。
事件処理の進捗状況を報告したり、追加で書類の準備をお願いしたり。
手書きできれば、丁寧なのでしょう。
ただ、どうしても手書きは時間がかかる。
長い手紙だと書き間違いも多くなってしまうでしょう。
手書きにこだわっていたら、ほかの仕事をする時間がなくなってしまう、時間がいくらあっても足りない!
そのため、依頼者の方へのお手紙も、ついついパソコン打ちすることが多くなります。
「真っ白いフツーのA4用紙に、全部パソコン打ち」
何となく、ビジネスライクな感じがしますよね・・・。
もちろん、裁判所に提出する書類、ほかの弁護士に出す書類や、会社宛に出す手紙であれば、これで何も違和感ないのですが。
依頼者の方に出すお手紙だと、ちょっと立ち止まってしまいます。
「弁護士として出す手紙だから、弁護士らしく、真っ白いフツーのA4用紙に、オールパソコン打ちでも良いもんかなあ。」
「依頼者に対してでも、弁護士が手紙出すっていったら、フツー、白い紙使うだろうなあ。」
しかし!!
ここは、ぶんじょの私!
(※ 「ぶんじょ」の意味がわからない方は、8月20日の「ぶんじょ ぶろぐ」をご覧くださいね。)
特に女性の依頼者にお手紙するのに、
「やっぱり、真っ白いフツーの紙に、パソコン打ちは、何となく、味気ないよなあー」
そんなとき登場するのが、これ!!!
10色アソートペーパー ♪
紙にちょっと色味があるだけで、パソコン打ちした書類も、うんと愛らしい雰囲気になります。
女性の方には、ピンクを使うことが多いです。
ピンクは、女性を優しい気分にする色らしいですからね!!
女の子には、ピンクを身につけさせると、こころ優しい子に育つとか・・・。
こころ優しい子に育ったかは疑問ですが、私も、ピンク大好きです。
そんなわけで、ピンクの減りが、1番早いです。
あと、離婚事件など、精神的に辛いことが多かったり、精神的に疲れちゃうことが多かったりするときに、元気を出してほしいなあと思うとき。
こういうときには、グリーンを使うこともあります。
グリーンは、色彩心理学的にも、癒し効果があるとか。
また、依頼者の方のことを思い出してみて、
「○○さん、青っぽい、きれいなアイライン引いてたよなあ。
そういや、服も、スカーフとか、セーターとか、青をアクセントにしていたことが多いかも。
○○さんは、青が好きなのかも!」
という場合には、女性に対しても、青を使うこともあります。
手紙をもらうとき、ちょっとうれしい気分になってほしい。
相手がうれしい気分になってくれるかなあーと思うと、自分も、ちょっぴりうれしい。
しかも、わたしのぶんじょ魂も満たされる。
これは、一石三鳥!!
というわけです。
ちなみに
債務整理の依頼者に、事件処理が終了したときに報告のお手紙を出すという場面でも、10色アソートペーパーが登場します。
使う色は、圧倒的に、黄色。
通販に、黄色のサイフとか売ってたりするので、金運アップといえば黄色のイメージ。
そこで、私も、黄色の紙でお手紙を書いて、
「債務整理が終わったあとも、お金に困りませんようにー!」
と、ひそかに願いを込めています・・・。