確か去年に読んだ脳科学の本に、こんな話がありました。
脳は、大きな変化は、拒絶しちゃう。
また、脳は、質問されるのが大好き。質問されると、答えを探そうと、はりきっちゃう!
そして、脳に、「ちいさな質問」をすると、あんまりも「ちいさな」変化なので、脳の拒絶スイッチは、スルーしちゃって、お昼寝状態に。
さらに、同じ「ちいさな質問」を繰り返していくと、だんだんと「ちいさな質問」が記憶されて、吸収されていく。
そうすると、脳は、独自の不思議な方法で、質問の答えを探していって、ある日、質問の答えにたどりついちゃう!!!
そして、ナイスアイディアが、急に舞い降りる!!!
という仕組みらしい。
「わかるーーーーっっ!!!」
私は、この本を読んだ瞬間、とっても納得!
というのは、私も、同じような不思議体験をしたことがあったから。
私の不思議体験は、次のような話です。
お手紙を送るため、封筒の封を閉じるとき、みなさん、どうしてます?
封筒についている糊だけで閉じると・・・
途中で開かないかな?? なんとなく、心もとない・・・
セロテープで補強すると・・・
全然かわいくない!!
もしかすると、「セロテープなんて貼って、失礼しちゃうわっ!」と思う人もいるかも???
シールでも貼ってみる??
お仕事の手紙で、さすがに、シールはナシだろう・・・
困った・・・
「封筒の封をしっかり閉じられて、かつ、手紙をもらった人が良い気分になるような、何かいい方法、ないかな?」
「何かいい方法、ないかな?」
「何かいい方法、ないかな?」
「何かいい方法、ないかな?」・・・
私は、しらずしらずに、「ちいさな質問」を繰り返していました。
そんなある日のこと。
仕事帰り、いつもの道を歩いていたら、
はっっ!!!
何のまえぶれもなく、「ちいさな質問」への答えが舞い降りました。
それは
マスキングテープ!!!
それまでは、私は、マスキングテープを1個も持っておらず。
マスキングテープの用途もよく把握しておらず、フォトアルバムに張りつけるものかな程度にしか思っておらず、私には無縁!!
と思い込んでいました。
そのため、ぶんじょの私にしては珍しく、マスキングテープには、関心をもっていませんでした。
また、仕事からの帰り道。
文房具屋に寄ったわけでもないし、マスキングテープを目にしたわけでも、なんでもありません。
フツーに、道をぽてぽて歩いていただけなのに、
急に、頭にふっと、マスキングテープの名前が浮かんだのです。
私は、ソッコー家に帰りました。
帰るやいなや、インターネットや文房具雑誌を見まくりました。
調べてみると、
マスキングテープは、しっかり貼れる、と同時に、はがしやすい。
使い方は、フォトアルバムの飾りつけ、プレゼントラッピングのほか、上に文字を書いて付箋のように使ったり、手帳やノートのアクセントに貼ったり、封を閉じたり。
いろんな場面で活躍できる便利屋さん。
しかも、ちまたでは、ひそかなるブームになっていて、可愛い柄が急増中!
とのこと。
これは、使える!!!
来たーーーーっ!!!
私は確信しました。
いまとなっては、可愛い柄のマスキングテープを見つけると、ちょこちょこと買い足しちゃいます。
もはや、私にとって、なくてはならない存在。
最近は、太いタイプも仲間入り。
主に、レターパックの封をするときに使っています。
なお、
「マスキングテープの話よりも、その脳科学の本の方が、面白そうなんですけど!」
という方は、
「脳が教える!1つの習慣」(ロバート・マウラー著、講談社)
を読んでみてくださいませ☆