火曜日は、カーネギー(火ーネギー)の日!
昨日(4月1日)、
裁判所に出向いたところ
顔なじみの警備員さんがいらっしゃいました。
そこで、
「おはようございまーす!」と
ご挨拶をしました。
この警備員さん、
いつも、とっても感じが良くて。
もちろん「おはようございます!」と、
にこやかに返してくださり、
さらに、さらに
こうおっしゃったのです!
「先生、いつも遠くから裁判所に来て、大変ですね。」
警備員さんの何気ない一言ですが、
わたしやすえり、
むっちゃくちゃビックリ!!!
警備員さんからすると、
さすがに、ずっといたら、
裁判所に何回も来る顔だとなると、
一般の方か、弁護士かということは、
次第にわかってくるとは思うのです。
あーこのひと、何回か見るから、パッと見、そうとは見えないけど、「弁護士」なのかーって。
でも、何人もいる警備員さんの中でも、
この警備員さんは、特別な存在なのです!
この警備員さんの、超すごいところは、
以前にも、
普段は札幌家庭裁判所ばかりに生息するやすえりが、
珍しく札幌地方裁判所(注:札幌では、別棟の建物)に行っていたところ
この警備員さんに会って、ご挨拶したところ、
「『安田先生』、家庭裁判所じゃなくて、地方裁判所の方でお目にかかるとは。珍しいですね!」
と声をかけてくださった!
この警備員さん、
わたしが弁護士だなーっていうだけじゃなく、
名前まで覚えてくれているの?!
と、このときも、超びっくりしたんです!
その上で、今回の話。
「遠くから来ている」ということがわかるというのは、
名前だけじゃなくて、
わたしの事務所の場所が、「西11丁目付近じゃない」
ってことまで把握していないと出てこない発言なのですよ!
すごいっ!!!
ちなみに、
札幌の場合、多くの弁護士は、
裁判所から近い場所(西11丁目近辺)に
法律事務所を構えています。
裁判所には、徒歩5分くらい。
歩いてふらっと裁判所に行く弁護士が多数派。
そんな札幌の弁護士事情のなか、
我が「安田英里佳法律事務所」は、
南9条西5丁目にあります。
最寄り駅は、中島公園。
裁判所に行くときには、まったり、地下鉄で行くことがほとんどです。
悠長に地下鉄乗ってると、間に合わないぞ!って焦っているときは、タクシーに飛び乗ることも、たまーにあり。
少なくとも、徒歩で裁判所には行かないわけです。
このように、札幌の大多数の弁護士が、西11丁目近くから、サクッと歩いて裁判所に行く。
焦っているときは、最悪、全速力で、猛ダッシュできる距離。
(西11丁目駅付近で、スーツを着たいい大人が、おそろしいスピードで走っていたら、だいたい弁護士と思ってよい。笑)。
その中では、中島公園駅から地下鉄乗って裁判所に行くことすら、
ほかの弁護士や裁判所の人の感覚でいえば、
「遠いところから、裁判所にやってきている」という感覚になります。
なんならば、最寄り駅が大通駅やさっぽろ駅という弁護士ですら、
札幌では、「遠くから来ている」と言われることもある。
という感覚なわけです。
思わず、あまりに感動したので、
わたくしやすえり、
警備員さんに
「すごいです!!!
名前を覚えてくださっていることも前に感動したのに、
わたしが『遠くから来ている』ことまで把握しているなんて!
すごく勉強されていて、仕事熱心さ、頭が下がります!!!」
とお話したところ、
警備員さん、
恐縮されながら
「いえいえ。覚えていないと、仕事にならないだけですよ。」
と謙遜されていました。
でも、一般の方か、弁護士かという区別さえつけば、
別に、名前や事務所の場所まで覚えておく必要って、
ほんとは、大して無いと思うのです。
それでも、相手の名前や、事務所の場所まで、しっかり勉強されている。
これは、まさに、
ひとの心を掴むテクニックを習得している警備員さんに間違いなし!!!
実際、わたしやすえり、こころ掴まれて、この警備員さんの大ファンですもの
そして、
カーネギーの2大名著のうちの1つ
円滑な人間関係を築く方法を紹介している「人を動かす」が頭に浮かびました。
「人を動かす」の原則を地で行く警備員さんだわっ!と。
カーネギーの「人を動かす」の中では、
人の心を掴む方法として、
「相手の名前をしっかり覚えること」
「相手に誠実な関心を寄せること」
などが紹介されています。
カーネギーの「人を動かす」原則を体現している方を
目の当たりにしたっ!!!
と、感動して、
すっかり、帰りの足取りが軽くなりました。
わたしも、警備員さんを見習って、
もっと、自分の向上に励もう!
自分をより向上させていく。
これは、まさに
自分で変えられるところ。
変えられることを変えていく勇気をもらった!
自分で変えられることを変えていくことに集中しよう!
と、今週のテーマである
ニーバーの祈り↓も頭に浮かびました。
わたしやすえりも、弁護士といえども、人の子。
ついつい、自分のことは棚に上げて
ほかの人の態度などに腹を立てたりして、
自分の方が絶対正しいもん!
相手の態度、絶対おかしい!
相手に、考えや態度を変えてもらわないと!
って、ぷんすかしてしまうこともあります。
でも、
「変えられないこと」の筆頭は、
「自分以外のひと」
なのではないでしょうか?
頭ではわかっていながら、
ついつい、自分の思ったとおりに相手を動かそうと、
支配欲求みたいなものが、ムクムクしてしまうこともあります。
それでも、無理矢理、相手を変えようとしても、
そう簡単には変わらない。
少なくとも、
相手に対する怒りで、カッカッして
冷静さを欠いているような状態では、
今後どうするか?という、いいアイディアも、湧きにくいもの。
そんなときは、
相手を無理矢理どうこう変えようとするよりも、
まずは、「自分の」相手の見方を変える方が健全。
いでよ!
第9回ブログで登場していた
ニーバーの祈りっ!!!
「オー!地球ニハ、イロンナヒト、イルネ」(笑)
変えられないことを受け容れる
心の平静さよ・・・
心の平静さを徐々に取り戻したら、
腹立つ反応する相手に対処するために
「道は開ける」のこの原則使ってみて
自分のストレスコントロール力の向上に努めてみる。
さらに
心が落ち着いてきたら、
せっかくだから、
「人を動かす」や、
交渉術の本で学んだことを実践してみて
自分が良好な人間関係を築く能力や、
自分の交渉能力が向上する機会にしてしまおー。
相手の批判しても、
変えられないことに対して、文句言っているだけ。
無意味。
自分の能力向上という
自分が変えられることを変えていく勇気に替えて行動する。
これに気付き
気持ちを切り替えられる
そんな叡知を、
やすえりに与えたもー!!!
そんな風に
自分を向上するんだ!
ということに集中する意識に切り替えると、
結果的に、
「変えられない」と思っていた
相手の態度も変わってきたりなんかするから、
不思議なもんです
まあ、相変わらず・・・うーむ・・・
って思う人もいるけど(笑)
少なくとも、こっち側が腹立たなくなって、
「あーそうかい、そうかい。」
「あなたがどう言おうと、淡々と、こっちはやることやるんで-。あしからず!てへっ!」
と、冷静に対応できるようにはなりますよね。
人生、ほんと、無駄がない。
弁護士の仕事は特に、
自分を鍛錬するチャンスに事欠かないです・・・
良くも悪くも(笑)
そして
自己鍛錬の結果
身についた叡知や能力が
自分のため
そして
お客様のためにも活用できますように・・・
夫を目の前にして、
絶賛腹立て中だったけど、
ニーバーの祈り
わたしも頑張ってみようかな・・・
実践のコツを聞いてみようかな。
あと、ついでに(?!)離婚相談も興味ある・・・
だから、やすえり弁護士に
離婚相談をしてみようかな~と思ってくださった女性は、
ぜひ、離婚相談のご予約を!!!
離婚相談ご予約の際には、
「相談のご案内」ページ下部にあるメールフォームによる予約がオススメ!
電話の場合は、必ず、留守番電話にメッセージを残してください☆
(不在着信だけでは、気付かないもので、ご注意を・・・)