「もし結婚生活が暗礁に乗り上げそうになったら、
自分の伴侶の好ましいところと、
夫や妻としての自分の至らないところを
表にして比較してはどうか。
人生の転機となるかも知れない。」
byデール・カーネギー
(「D.カーネギー名言集」ドロシー・カーネギー 創元社より)
離婚したほうが良いのかしら、まだ離婚しないでやり直した方が良いのかしら・・・
頭の中で考え始めると、迷いが、ぐるぐるとかけめぐってしまう・・・。
離婚をするかどうか迷ったとき、
少し立ち止まって、上の言葉を思い出して、試しに表を作ってみてはどうでしょうか?
もしかしたら、まだ離婚せずに、やり直してみようかなと勇気が出るかもしれません。
もしくは、「夫の暴力や暴言が恐くて、恐くて・・・」とか「夫の浮気で、もう全然、信じられない・・・」
という気持ちが強くて、なかなかご主人の好ましいところを見つけられないということもあるでしょう。
そういうときには、もう離婚して、自分の人生を再スタートしよう!
そういう決断をすることになるかもしれません。
離婚を思いとどまるにしても
離婚することを決意するにしても
どちらかの道を選択する
そして
どちらかの道を進んでいく勇気が出てくる
そういう意味で、人生の転機になるのでしょう。
この表づくり。
奥さん側だけが試してみるのではなく、ぜひとも、ご主人にも、やってもらいたいと思います。
奥さんは表をつくってみて、ご主人の好ましいところを再発見できた。
でも、ご主人が、奥さんの好ましいところは完全無視。
それでは、そのまま結婚生活を続けても、女性が辛い思いをし続けなければならないですよね・・・
また、「暴力や暴言ばっかりの夫で、そんなこと言ってみるなんて、考えられないわ!どんな仕返しがくるのか、恐くて、恐くて・・・」
というならば、
それも、ご主人と奥さんのパワーバランスが崩れているあらわれでは?
このような場合も、やはり結婚生活を続けるのは難しいのではないでしょうか。
離婚する?離婚しない?
重大な決断をするものさしの1つとして
名言集より、ご紹介してみました。
もちろん、養育費・財産分与・慰謝料などのお金にかんすることや裁判所の手続などの法律的な知識を決断の材料とするのも、1つの大事なものさし。
弁護士に離婚について法律相談をして考えたい!
という方は、相談のご案内ページもご参照いただければ幸いです。