前回に続き、東京の文房具ショップカキモリでの話。

 

オリジナルノート用の紙選びを終えたわたし。

わたし:「ノート作成、お願いしま~すLOVE」と店員さんに手渡しました。

店員さん:「ノート完成まで15分ほどお時間を頂戴しています。店内をご覧になって、おまちくださいませ浮気者 (女性)

 

というわけで。

遠慮なく、店内をなめるように(?)見て回るわたし。

 

紙がたくさん置いてある棚の横にも、木の棚が置いてありました。

こちらには、びっしりとペンが展示されています。

ボールペンから万年筆まで。

数百円のリーズナブルなものから、数万円もする高級なものまで。

いろいろな有名文房具ブランドのペンが並んでいます。

 

しかも!

高級万年筆であっても、試し書き自由!!

木の棚から、すぐに手に取ることができます。

 

札幌の文房具屋さんでは、大体、高級な万年筆は、ガラスケースの中に展示されています。

試し書きするには、いちいち店員さんを呼ばないといけません。

店員さんが、うやうやしくガラスケースから取り出し、店員さんから渡してもらって、ようやく試し書きできます。

「別に買う気はないのですが、ちょっと試してみたくて」

くらいの気持ちしかないのに、店員さんを呼びつけるようなことができずにいたわたし。

そんなわけで、それまで、札幌の文房具屋さんでは、高級万年筆には手を触れたこともありませんでした。

 

「ここだと、1万円以上する万年筆も、店員さんを呼ばなくても、自由に試し書きできるんだ~爆笑

「しめしめ・・・」

と、早速、今まで手にすることができなかった高級万年筆を片っ端から試し書きし始めました。

 

その中の1本が

パイロット レガンス89S!!!

レガンス89S全体

 

なんとも、高級感のある、このたたずまい・・・

 

他の万年筆よりは、やや小ぶり。

手に取ると、わたしの小さめの手にしっくりなじみます。

 

そして、この高級感・重厚感ある見た目の割には、軽量。

 

キャップを開けてみると、

ペン先すら、細かい模様が入っていて、こだわりが感じられます!

untitled

 

いざ書いてみると、

サラサラっと、何ともいえないやわらかい書き心地。

インクはしっかり出てきて、はっきりした文字が現れます。

↓こんな感じ。

レガンス89S

 

「1万円を超える万年筆って、やっぱりすごい!!

なんなんだ、これは?!え~っ?!」がっかり

 

・・・と、すっかり夢中に!!

 

初めての高級万年筆との出会い・・・

すっかり、レガンス89Sに心奪われてしまいました。

 

そこからは、わたしの頭の中で、2人のわたしがバトルを始めます。

 

浮気者 (女性):「いま買わなくても、札幌でも売っているかもしれないわ。今日は我慢したら?」

 

クール:「もし今日買わないで、後で欲しくなったときに、札幌にはなかったとなったら、すごい後悔するんじゃない?!」

 

浮気者 (女性):「さすがに、ペンに1万円以上かけるのは、無駄遣いだわあ。」

 

クール:「この書き味、風情には、1万円以上の価値があるでしょ!」

 

クール:「長く大事に使えば良いんだから、長い目で見たら、高くないよ!」

 

クール:「日頃、仕事に家事に、色々頑張っているんだから、自分にもご褒美は必要だよ!」

 

クール:「ちょうど30歳になる節目だから、何か記念になるものを買っても良いんじゃないかな!」

 

・・・

 

ちょうどそのとき。

オリジナルノートが完成しました。

レジに向かって歩くわたし。

そして、こう言いました。

 

「ノートと一緒に、このレガンス89Sもください!!」

 

結局、奮発して、レガンス89Sをゲットして帰りましたLOVELOVE

 

ピリッと気持ちを引き締めたいとき。

仕事中、できる女を演出したいとき(笑)。

日々の仕事に追われて殺伐とした気持ちを、なぐさめたいとき。

 

レガンス89Sを眺めて、高級感・重厚感にうっとりしたり。

レガンス89Sのインクを交換して、こころ癒されたり。

レガンス89Sの書き味に、こころを躍らせてみたり。

 

三十路記念の品という思い入れもあいまって、レガンス89Sは、今でもわたしにとっては別格の存在。

 

レガンス89S・・・

これを機に、ますます万年筆にハマっていくことになろうとは、このとき、誰が想像したことでしょう・・・(笑)。