我が安田英里佳法律事務所では、女性向け離婚相談のコンセプトを3つ掲げています。

○ 女性の心に寄り添って・・・

○ 親しみやすく。じっくりと。

○ こころがふわっと軽くなる♪

 

「こころがふわっと軽くなる♪」

 

誰かに話すことで、こころが軽くなることも、もちろん大いにある。

離婚問題に悩む女性たちにとって、わたし、やすえり弁護士が、少しでもお役に立てれば・・・

という気持ちで掲げたコンセプト。

 

でも、ほんとは、まずは、自分で、自分の「こころをふわっと軽くなる♪」できたら、いいのに・・・

そんな風に思いませんか???

 

わたしも、自分個人のこころの揺れのことを思うと、心から、そう思う!!!( ;∀;)

 

自分で、自分のこころをうまくコントロールして、自力で、ふわっと軽くできて、健やかに毎日過ごしたい・・・

だよねー

 

弁護士で、ひとさまにアドバイスする仕事をしているとはいえ。

少なくとも、わたし、やすえり弁護士は、そんなにいとも簡単に、自分のこころをコントロールできているわけではなく・・・( 一一)

根っからの強メンタルとかでは、全くなく。

むしろ、どちらかというと、繊細さんかなと・・・(自分で言うなよっていうね笑)。

 

特に新人弁護士のころは、

新人とはいえ、お客様の前では、既に全知全能の弁護士っていうテイでいないと!

かえって、お客様を不安にさせちゃうもの!

っていう、鬼のような完璧主義で、むしろ、ガッチガチになっていて。

プレッシャーに負けそうになって、逆についつい先延ばしにしたい誘惑に駆られたり。

完璧にできなかったらどうしようって不安で、布団から出るのさえ、こわごわだったり。

ぴしゃーぴしゃー自分で鞭打って、ようやく、どーにかこーにかっていう時もあったなあ。

そんな風に、過度に自分に厳しくしていたこともあったよねえ・・・

 

「ええかっこしい、ポイ!¢( ・・)ノ゜ポイ!キャンペーン」

なんてのを、弁護士としての本業ホームページで、堂々と(?)おっぱじめちゃうあたりとか。

素の自分をていっ!とお披露目して、荒療治に走るあたり。

自然と強メンタルな弁護士だったら、まずやらないでせう・・・(笑)

 

そんなこんなで。

やすえり弁護士自身が、自分で自分の「こころをふわっと軽くする♪」っていうのが、そう簡単なことじゃなくて、四苦八苦しながら奮闘しているからこそ。

同じように、ひーひー(*_*)している女性は、きっといるに違いない!

置かれた状況は、ひとそれぞれであっても。

こころが揺れてしまうと、自分のことなのに、かくもコントロールするのは大変なのかって実感しているからこそ。

「こころがふわっと軽くなる♪」に少しでも近づくことを大切にしたいのです。

 

ひとの痛みがわからずに、

「パンが無いならば、ケーキを食べればいいじゃない。」と、言い放って、フランス国民の総スカン食らっちゃうマリーアントワネットみたいになるよりも。

(注:名作漫画「ベルばら」で学んだ知識。)

「困ったことないように見えちゃってるかもしれないけど、あたしも、パンが無い苦しさに似た気持ちになること、もちろん、あるよ。

少しでも、楽になれるように、まずは話だけでも聞くよ・・・。」

って、自分のええかっこしいは脇に置いて、伝えてあげられる強さが欲しい。

開き直って、そんな風にも思えるようになってきた今日この頃。

 

相変わらずの前置きの長さですが(苦笑)。

わたしが、自助努力で「こころがふわっと軽くなる♪」になっていきたくて読んだ本の中でも、

特に目から鱗した!ぽろりん!

という本を紹介したいと思って。

今回は、久しぶりの「やすえり弁護士の本棚」ブログです!

マジ前置きなげーよっていうね!先に言えっていうね・・・あは(*’▽’)

しかも、今回は、1個のブログで、なんと、豪華にも、3冊も紹介しちゃいまーす!ウインク

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①「現実は厳しい でも幸せにはなれる」アルバート・エリス、文響社

現実は厳しい でも幸せにはなれる

表紙に、「おばあちゃん」の写真があるので、

またもや、「やすえり弁護士の本棚」ブログ恒例、「キャリアウーマンおばあちゃん」の本か?!

と思いきや。

著者のエリス博士は、心理学者の「おじいちゃん」です。

ちょっと違った!!!(笑)

 

不安や落ち込み、自己嫌悪や怒りなどの感情。

これらの「感情」は、実は、「思考」「考え方」から生まれている。

「思考」「考え方」を変えると、そこから生じる「感情」も、不健全で自分を苦しめる感情から、健全な感情に変化させることができる。

そういうコンセプトの本(「論理療法」というらしい。)を紹介した本。

 

自分に対する過剰な「ねばならぬ主義」を、「~のほうがいいな。」に変化させる。

 

ありがちな「ねばならぬ主義」の例が紹介されていたりします。

文章にして読むと、「どんだけ、要求過剰なんだよーぷぷ( *´艸`)」って思っちゃうんだけど。

よーく突き詰めると、自分の中にもこういう発想、実はあるかも・・・

自分の中にも、不安や、怒りの感情の根っこに、過剰すぎる「ねばならぬ主義」が潜んでいるかも・・・

などと、気づかされること多数。

 

自分の思考の歪みを捉えて、それに対して反論して、健全な思考に切り替えて、感情も健やかに変化させる。

というのが出来る書き出しワークのやり方なんかも紹介されています。

 

また、ついつい「自分の存在価値って一体・・・」とか、不毛なことを問うてしまって、ぐずぐずするときもあったりするけれども。

そんなときに、どういう風に考え方を変えていくか。

そのヒントにも、目から鱗した!!!

 

この本に最初に出会ったのは、2019年の最初くらいで、やすえり弁護士の殿堂入り本棚の中では、比較的新参者ながら。

読みやすい、温かみのある文章と、読むたびに、そのときの心の状態に響く学びがある。

なので、結構な頻度で再読している本です。

すっかり、エリス博士のファンになった、エリカ弁護士なのでした(笑)

 

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②「いやな気分よ さようなら」デビッド・D・バーンズ、星和書店

いやな気分よ さようなら

わたしが持っているのは、写真のとおり、「コンパクト版」。

「コンパクト版」なのに、約440ページもあるという!!!( ゚Д゚)

通常版も、本屋で見たことあるけど、軽く凶器になりそうな分厚さでした。

「コンパクト版」でも十分なボリュームがあるので、ややガチ勢向け(笑)。

 

この本も、エリス博士の本同様、論理療法・認知療法と言われるものを取り扱っている、精神科医のバーンズ博士の本。

不健全な感情は、思考(認知)の歪みから生じる。

感情を変化させるためには、自分の思考、考え方を変化させよう。

ということをコンセプトとする本。

エリス博士の本よりもさらに、自分の感情・思考と向き合うための書き出しワークも充実。

だいたいの読者が、ちゃんと書き出しワークせずに、読み流しているであろうことを見透かしたかのような、自虐ネタ?もあるというユーモアにも満ちた本(笑)。

 

この中でも、わたしが特に気に入っているのが、「認知の歪み」のよくある10パターンを紹介しているところ。

「全か無か思考」「一般化のしすぎ」「心の読み過ぎ」などなど・・・

まあ、おそろしいくらい、ほぼ10個すべて、普段の自分の思考あるあるで。愕然とするというか。

ここまで思考が歪んでいて、不安とか抱きやすいのに、その割には、よくがんばっとるわ。って変な自信もってみたり、なんかしたり。

 

ここの認知の歪み10パターンを理解しておくと、①エリス博士の本で書いてある、歪み思考に反論する練習をするときにも、ぐんと、やりやすくなりました。

日常生活の中でも、書き出すところまでいかなくても、なんだか、くよくよしているとか、相手に腹立って仕方ないといった場合に

はたっ!と立ち止まって

「コレは、『全か無か思考』かな?」「『完全主義』もあるかもな」($・・)/~~~

などと、自分がマイナス感情のドツボにはまりそうになっているところから、一歩引いて、冷静になれたりするので、とっても便利。

一旦、はたっと立ち止まれたらシメタもの。

無意識にグルグル状態から、気付いている状態に移行できれば、感情のループから抜け出す、大きな一歩を踏み出せていることに。

 

コンパクト版でも440頁って、そんなガチ勢じゃねーし!( ;∀;)

という方でも、この認知の歪み10パターンの紹介は、結構最初の方に書いているので。

せめて、ここまでは頑張って読んでくれると、かなり使えるぞっ!というオススメの1冊です。

 

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③「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」バイロン・ケイティ、ダイヤモンド社

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問

上の2つの本に比べると、だいぶゆるふわな雰囲気で読める本。

 

この本、今から6年くらい前、独立直前・直後あたりの頃に1度読んでいて。

正直、あの頃、からだを壊したんだけど、それ以前に、メンタルもクソメソで。

「わたしばかり、こんなひどい目に遭うなんて!あいつのせいか?いや、あいつも悪いんじゃ?というか、そんなこと考えいてる自分が1番悪いのか?( ゚Д゚)」

みたいな、決して褒められないくらい、不健全な思考どっぷりだったときもあって・・・

そんなときに出会った本。

 

めっちゃくちゃシンプルで、パッと見なんともなさそうな「4つの質問」。

その質問に、ごくシンプルに回答する。

4つのうち、2つは、「はい、いいえ」だけを回答する質問。

単なる言葉遊びみたいな感じの質問もあったり。

それでも、ちゃんと素直に、紙に書き出してみると、

え???

こんな単純なことで???

ってことしかしてないのに。

あら不思議。

「誰も悪くない!みんなも、自分も。自分も含めて、みんな、みんな許す!!!」

みたいな、天使のような心境(?!)に至ることができた。

そんな衝撃を受けたという記憶に残っていた1冊。

 

あまりに質問が簡単だから、手元に本がなくても、できるっしょ。と思ったのか。

今となっては謎なんだけど。

そんな衝撃的解放感を超簡単に味わえたのに、いつの間にか手放していた・・・

気付いたときには、びっくり!

なぜ、我が家にいないのか?!

いや。でも、誰かが勝手に処分したわけじゃないから、絶対、犯人は私なんですけどね。

 

やっぱり、手元に残して、何回も読み返すべき本だ!!!

ぴかーん!!!

って、割と最近思い直して、買い戻した本。

 

①エリス博士の本や、②バーンズ博士の本を読んだあとに、この③「ザ・ワーク」を読んだからこその気づきとしては、

ごく簡単な4つの質問に、自分の思考の歪みに気付くステップが、ぎゅうっ!と凝縮されているということ。

 

無理矢理に楽観的にさせようとするわけじゃないのだけど。

はたって立ち止まらせて、あれ、もしかして、自分の考え方が嫌な感情のもとになっているのかも。

そんな考え方を握りしめているの、バカバカしいかも?

って、たった4つの質問なんだけど、その答えを紙に書いてるうちに、図らずも、ゆるっと誘導されちゃうという不思議な本。

 

本当は、3冊セットで読んでもらうと、それぞれの相乗効果が増す気がするので、3冊全部オススメ!なんですが。

心理学者の本とか、気が引ける・・・っていう方とか、ひとまず、手っ取り早く「こころがふわっと軽くなる♪」を自分で体感できる参考になる本が欲しい。

なんて方には、「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」から入ってもいいのかなと。

実際、やすえりも、読んだ順番では、これが1番古株の本だし。

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6月に入り、だいぶ世の中も動き出したけど。

コロナ問題が完全になくなったわけではないから、どこか根底に不安は残りがち。

なんか、天気もアップダウン激しいし。

雨降ったりすると、こころもパッとしないよねえ・・・

そんなときのお供になる本3冊。

ご参考になれば、うれしいでーすLOVE

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