なんとか、ベネットシリーズは完結にこじつけた・・・
ふう、やれやれ・・・(;^ω^)
#4
「『自分は自分』でうまくいく 最強の生き方」
(アーノルド・ベネット著、興陽館)
これまで紹介してきたベネット3冊(#1、#2、#3)の出版社は、三笠書房。
やすえり弁護士は、(勝手に)「ベネット、三笠三兄弟」と呼んでいますが。
本屋でよく見かけるのは、この「三笠三兄弟」かと。
今回紹介する本は、三笠三兄弟以外にも、ベネットの本無いのかな?と思って、ネットで、「アーノルド・ベネット」で検索して、ローラー作戦(?)を実施した結果、発見された本。
実店舗では、札幌市内の主要本屋を徘徊しているわたくしでも、いまだ見かけたことがない(やすえり弁護士調べ)。
なので、ちょっとマニアックなベネット本かもしれません。
「自分は自分」
自分本位で上等!
他人の期待を満たすために自分を消耗させてはいけない。
と、まずは説く。
「じゃあ、他人なんて完無視して、1人よがり、ジコチューでいいんすね?( `ー´)ノ」
って、ついつい思っちゃいそうなところだけど。
ベネットが、そんなことをオススメするわけがない笑。
しっかり、そういう意見を一蹴。
他人と関わり、いい関係を築けないと、豊かな人生なんて、成り立つわけないじゃん。
自分がかかわる人や、そこに広がる社会が、いったい、どんなものなんだろ?
そこを知るっていうのが、人生の醍醐味ってやつよ~
ということで、自分の軸を持ちながら、他人といい関係を築くための心構えを説いています。
離婚問題に悩む女性にとっては、こういう視点があれば、多少は、夫なる生き物を観察することを、若干は、面白味をもてる・・・
結果、自分の人生の豊かさが増す。
かも???
といいつつも。
もちろん、そんな悠長なことを言っていられないような関係性のケースもあろうとは思います。
そういう場合は、人間関係を・・・とか、相手に対する想像力・好奇心をもってみよう・・・という課題よりも。
他人や社会の期待に無意識に染まっているんじゃなくて、本当の自分らしさ、ってなんだ?!
夫婦という形を維持するよりも、離婚に踏み切るとか、もっと、自分らしさを発揮できる形があるんじゃないか?!
最初の(いい意味の)「自分本位」たれ!
という切り口のほうが、課題の女性も少なくないかもしれません。
そのほかにも、仕事って???
なんていうテーマも紹介されています。
やすえり弁護士が今回再読してみて、響いたのが、ここの話。
仕事の成果は、1週間や1年で評価してもらえるものではない。
10年働いてやっと、いや、もしかすると、人生の半分くらいの時間を費やして初めて日の目を見るもの。努力は影のようにすぐあとをついては来ない。10年くらいのタイムラグがあると思えばいい。
という言及。
ついつい、ちょっと頑張ってみたり、工夫してみたりしても、わかりやすい成果・反応がすぐにないと、ちぇー( 一一)ってソッコーふてくされたりしがちですが。
(え?わたしだけ?違うよね?ベネットもわざわざ言及するくらいだから。よくある話でしょ?笑)
10年くらいで評価されると思って。
あせらず、あせらず・・・
逆にいえば、ちょろっと努力しただけで偉そうにせず、継続せよ!
短くても10年は努力を継続してから文句言えっ!
と、カツを入れられた感じがいたしました。
ここで、思いを馳せると・・・
2008年に弁護士登録をしたので、今年2023年は、なんと!弁護士登録から15周年とな!!!
あと、独立して、この安田英里佳法律事務所を開設したのが、2014年。
10年サイクルで見ても、ラストの年、というか。大晦日的な?
締めくくりの節目も迎えている。
そんなことに気づきました。
15年やら、10年やら。
弁護士として、なにかと節目感が強くなっている時期。
これまでのやすえり弁護士の歩みに、ベネット視点でみても、何かしらの評価が登場してきてもおかしくないくらい年数を重ねていた!!!(/・ω・)/
ぎゃーびっくりしたー( ゚Д゚)
そういう自分の軌跡も噛み締めてみたくなった次第です。
いやー最初は、超王道の弁護士街道を歩くつもり満々だったはずなのに。
そもそも独立する気も皆無に近かったのに。
人生の展開って、マジわからん。
こんなはみ出し者(?!)になっているとは、全然予想してなかった・・・
でも、あまのじゃく精神としては、なんか、それこそ、「自分は自分」に近づいて行っているプロセスな気はして、意外と嫌いじゃないゼ・・・笑。
そんなこんなで。
「最強の生き方」
っていうのを、いろんな視点で取り上げていて。
その時々の自分にとって、いま、自分の人生を最強にするには、ここの視点が響くなあ~っていうのが、読むたびに変化する、不思議な本。
こういうのを、名著といふ・・・📘
ベネットに興味を持ったけど、まだこれから買い足すってなったら、手に入りやすいのは、「三笠三兄弟」だとは思いますが。
三笠三兄弟を制覇して、ベネット沼にハマった方(やすえり弁護士と同じ流派)や、手に入りやすい王道から入るなんて邪道だ!という信念のある、やすえり弁護士を上回るあまのじゃくさん(いい意味)は、こちらの#4も探してみてくださいね~👍
#5からは、よーやくベネットじゃなくなるよ~
ちゃんと更新し続けてたらね・・・(←おい!)