決して忘れていたわけではなかったのだ。
そう。
「やすえり弁護士の本棚」シリーズのことを・・・
#5
「人間は自分が考えているような人間になる」
(アール・ナイチンゲール著、きこ書房)
これまで紹介してきた4冊(#1、#2、#3、#4)は、すべてアーノルド・ベネットの本。
やすえり弁護士の殿堂入り本棚が、作者のあいうえお順に並べてあるからってことで、この順番。
ようやく、ベネット(「ア」ーノルド・ベネット)の4冊が終了。
次の作者「ア」ール・ナイチンゲールに移行でーす📚
まだ「ア」のはじめで、このペースとは・・・
先はまだまだ長い・・・
一生を賭けたライフワークになるんじゃないか疑惑( ;∀;)
しかし、千里の道も一歩より、ってことでね、うん。
ちなみに、ナイチンゲールさんだけど、かの有名な看護師のナイチンゲールさんとは全く無関係ですので、念のため。
今年2023年1月から、やすえり弁護士的には、ベネットが終わったら、ブログ紹介する次の本はこの「人間は自分が考えているような人間になる」だなあ~って思って。
じゃあ、ブログ紹介に備えて再読しとくかーって読み直して。
読み直したはいいけど、ブログ書かないうちに、約1か月経過。
ブログを書かないうちに期間が空いちゃったから、また再読しとくかー
・・・
っていうのを、6月末まで半年間、繰り返してしまいました(苦笑)。
つまり、半年の間で、おおよそ月1回のペースで、5~6回、繰り返して1冊の本を再読し続ける、という結果に・・・( ゚Д゚)
それでも、ここまでの頻度・回数で繰り返して、この本を読んだのは、実は初めてで。
殿堂入り本棚に入れているくらいだから、「いい本!名著!」っていう印象は当然持っているものの。
これまでだったら、もし、読んだ直後であっても、「じゃあ、どんなこと書いている本?どこが良かったの?」と質問されていたとしても
「え?!・・・( 一一)」
って、絶句していて、何も言えなくなっていた。と想像されるんです・・・。
結構「いい本だー!おもしろかったー!!!勉強になったー!!!」
って感想を持ち合わせている割に、響いたフレーズの1つさえ、すらっと出てこない・・・
なんてこと、案外ザラで。
少しでも頭に留まるようにするために、読書ノートを書くようにしていますが。
読書ノートを書くときに、再度、全体を振り返って、手で書いてアウトプットすることで、少しでも定着することを狙っているっていう。
それでも、1回・2回、読んだくらいじゃあ、頭に残る内容は、全然大したことなく。
再読している本であっても、せいぜい、年に1回・2回くらいの頻度で、2~3回読んだ程度なのが大半。
ただ、この程度の再読頻度と回数だと、頭への残量は無残な状態。
せっせと再読しているのに、ほとほと自分っておバカちゃんなのかなーって衝撃を受けるほどですが。
その割に、どこの本屋で買ったとか、読んでいたのがどこのカフェで、そのとき何を飲んでいた、自分の周りでこんな会話している客がいたとか、完全どーでもいい周辺状況のエピソード記憶だけ、妙に鮮明だったりしてね笑。
人間の記憶って不思議なもんで。
脳みその神秘です・・・
ただ、月1回くらいの頻度で、連続して5~6回くらい読むと、そんなポンコツ読書家やすえり弁護士の脳みそにも革命が起きるらしい!!!
これまでなかなか吸収してくれず、水と油かってくらい、混じり合ってなかったものが、
急にとろみを帯びた水のように、肌がぐんぐん飲むように吸い込んで、
角質層どころか、真皮まで到達できるようになったかのよう、というか!
(化粧品のCMかよ笑。つーか、市販の化粧品は、基本的に真皮まで届きません笑)
急に、がつんと、肌なじみ良くなって、ふにゃふにゃの消化の良さに変化!
異次元の読書体験フェーズに・・・!!!
読んだ直後でも響いたフレーズを質問されていたら、フリーズしただろう(なぜか地味に押韻)やすえり弁護士ですら。
一言一句正確な引用ではないにしろ、本の現物が手元になくても、2~3個くらいは、心に響いたフレーズをさらっと口に出せそうな状態に!
新たな読書体験モードを体感できた、という意味でも、非常に印象深い本になりました📘
んで、肝心の中身。
いまピックアップするとすると、
「人間は自分が考えているような人間になる」というタイトルですが、じゃあ、どんなこと考えたらいいのか?という提案。
周りの人にも役立つし、自分も張り切ってできる仕事って何か?
お客様はもちろん、同業者たちに対する奉仕にもなることって何か?
こういうことを考えてみそ。
という部分。
弁護士という仕事は、自分で好き好んで「なりたい!」と選んだやすえり弁護士ですが。
それでも、ほんとは自分は弁護士には向いてなかったんじゃないか・・・
ぐすっ( ノД`)
くよくよ(´;ω;`)
・・・なんて、ろくなこと考えない時期もあるっちゃあるわけですが。
自分にも、周りにも役に立たないこと、うじうじ言ってんじゃねーよ!
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
っていう喝を入れてもらった、というのがまず1つの大きな学び。
そのうえで、じゃあさ、やすえり弁護士なりに、自分も夢中になれて、お客様や同業者にも奉仕になる、役に立つことってなんだろね???
と考えてみたら。
このホームページブログを書く、というのは、その1つかも?!と思ったわけです。
やすえり弁護士の人となりを、離婚問題にお悩みの女性の皆様に知ってもらう。
「弁護士って、専門用語ばかりでたくさん話してきたりとか、ついていけなさそうな人だったらどうしよーキンチョーするー」みたいに不安になっている方に向けて。
「わーこんなラフな言葉しか使わない(やや口が悪いくらいの笑)弁護士もいるのかー!これだったら話できるかも?!」と、少し安心してもらえるかもしれない。
少なくとも、やすえり弁護士的には、そういう気持ちもあって。
バカ垂れ流しでも、まあ、こういう人だからね自分、しかたないよね。
少なくとも、専門用語羅列のお堅さそうな煙たい弁護士じゃないことは伝われば何より。
こわくないからねーえへへー(←こわくはなくても、言い方が怪しいって説も笑)
ってことが、ブログによって伝わるならば、何より。
これも1つのお客様に対する奉仕かな、と。
あとは、離婚案件は終了した元女性依頼者さん・女性相談者さんを中心に、安否確認の場になっていますよね。
ありがたいことに、たまーに思い出して、ブログを読んでくださって、「わはっ!(*´з`)」と、ひと笑いしてくださっている。
そんなお声も、思った以上に、元女性依頼者さんや元女性相談者さんから寄せてもらえることがあります!ほんと、嬉しいですよねーこういうの。
やりとりを通じて、お客様も、わたしも、ほっこり♡
人間って、やさしい生き物、まだまだ捨てたもんじゃないねってことを再確認できる。
そういうステキ体験もできたり。
弁護士の公式ブログのくせに、結構、悩んだり、病んだりしていることもここ最近だと赤裸々に書いていることもありますが。
まあ、一見、これといった不自由がなさそうな明るそうな弁護士も、いろいろあるよね、人間だもの(byみつを)。
そんなことを知るのも、「そうだよね、元気そうなひとでも、人生いろいろあるよね、わたしも、もう少しがんばろ!」って思えるきっかけになっているかもしれませんしね。
バカ話も
天然ポンコツ話も
時空が歪んだ話も
弁護士としては方向性不明だけど、色んなことに夢中になっている様子も
あまのじゃくなところも
いまいち社会不適合なはみ出し者のニオイがするところも
どこがどうなって、誰かを励ませているとも限らない。
そういう人生のオツなところを信じたい。
七転八倒している未完成な弁護士の生き様を恥ずかしげもなく晒すこと。
それも、まあ、わたしができる1つの奉仕かなって信じたい。そんな昨今なわけです。
じゃあ、同業者、札幌のほかの弁護士さん、弁護士会の関係のかた、裁判所の職員さんなどの札幌の法曹界には、いったいどんな奉仕ができているのか???
ちなみに、意外な札幌の弁護士さんなどから、不意に「やすえり弁護士のブログ、実は時々読んでいるよ」と声をかけられること、あります。
以前、札幌の裁判所で働いていた神警備員さんとかもね(なお、結局、神警備員さんとは、裁判所での再会はいまだ実現しておらず・・・札幌のどこかでお元気に活躍と信じております!)。
あと、いまは担当しなくなっちゃったけど、札幌弁護士会の法律相談センターの仕事をしていたとき、法律相談センターのスタッフさんとかにも「実は読んでます」とおっしゃっていただいたことがありますね。
不思議と、みなさん、堂々と言わず、ひそっと、ナイショ話みたく伝えてくださることが多いんですよね笑。
そんな恥じらわなくてもいいんですよ~www
といいつつ、そもそも、自分自身も、「あらー!あんな、バカな思想垂れ流しているブログを、何ともお恥ずかしい限り!でも、ほんと嬉しい!!!」とか言っちゃう。
ブログ読者であることをカミングアウトしてくださった札幌の弁護士さんなど、札幌の法曹界界隈のかたには、自分のアホ垂れ流しを意外と見られているという事実に恥じらいつつも、ワー嬉しいなあってことで、素直にお礼を申し上げています。
書いている本人が恥じらっているくらいだから、カミングアウトしてくださる弁護士さんなども恥じらっちゃうのかな笑。
ともあれ。
仕事の合間に、やすえり弁護士、また何かブログ更新してるのかなーって、札幌のほかの弁護士さんの気分転換の一助になっているならば、本望です。
あと、弁護士は、文房具・手帳好きが一定数いるので、文房具・手帳情報の収集として役に立っている、というお声もあったりしますね。うん、文房具・手帳って萌えるもんね・・・
そして、センシティブ丸出し、あまのじゃくで、はみ出し者さをジャンジャン表現するブログを書いちゃうような、変わり者っぽい弁護士でも、ちゃんと受け皿になってくれている。
ある意味、札幌弁護士会の器の広さをアピールすることにも、もしかしたら少しは繋がっているかもしれない!(爆)
どんな変わり者でも、わたしたちは、公平を志向する集団です!
よっ!寛大だね、札幌弁護士会っ!!!(/・ω・)/
みたいな。
って、それは果たして良いイメージなのだろうか?笑。
いくらなんでも、こじつけ過ぎか???
ほんとにそれって奉仕???ということであっても。
くさくさ悩んでいるよりは、よほど、前向きな思考に違いない。
っていうことで。
どうせ考えるだけならば、腐ったことよりも、少しでも「奉仕」というメガネを通してみようぜ、少しでも役に立ちそうなことを考えようぜ。
という学び。
まあ、ブログだけじゃなく、弁護士らしく、もっと直接的に役立つ、奉仕に繋がることもやろうね・・・ってね。
うん、ちゃんと考えてます、うん・・・。
って、考えてるだけじゃなくて、行動に移せよってな!
(∀`*ゞ)テヘッ