文房具好きにとっての聖地・・・
札幌に住むやすえりにとっては、早々に訪問できなかった、あこがれの聖地・・・
ようやく聖地訪問したぞ!わーい!きゃー
という話は、2013年4月15日付ブログ「ぶんじょの聖地訪問」でも語ったものです・・・。
「文房具好きにとっての聖地」って、「聖地」「聖地」だけ言われてもわからないけど?
という方は、先ほどのブログをちゃんと復習しましょう!(笑)
・・・という意地悪はさておき。
そう!
文房具好きにとっての聖地
それは!
銀座の伊東屋!!!
銀座の伊東屋は、2年くらい前から改修工事を開始していました(注:テレビ情報)。
そして!
今年の6月に、いよいよリニューアルオープンをしたのです!(注:テレビ情報)。
「リニューアル前の、フロアに所狭しと、みっちり文房具が詰まっていて、何でもあるぞ!という方が、かえって良かったなあ~」なんて、声もあるようですが・・・(注:ネット情報)。
意外と賛否両論なのかしら・・・
ふむー
なにぶん、札幌在住のやすえりは、まだ、リニューアル後の銀座伊東屋を全く見たことがなく・・・
ああ!!!
実物を見てみたい!!!
ああ!!!
き、きになるぅ~!
夜も眠れない!(←さすがに、これはウソ。)
・・・と、リニューアル後の銀座の伊東屋が気になって仕方なかったころ。
ちょうどよく
先週7月2日放送のカンブリア宮殿で、伊東屋特集という情報を入手しました!!!
これは!
なんとういうグッドタイミング
百聞は一見にしかずっていうからね!
・・・といっても、あくまでテレビだけど。
それでも、いいの(笑)
ふと昔の聖地訪問の記憶を辿ってみると・・・
当時はまだ改修工事前。
リニューアル前の伊東屋は、玄関に、でーんと、トレードマークの赤のクリップの看板があり。
ビルの各フロアには、カードやノートや万年筆などなど、所狭しと並んでいて。
人も多いし、棚の間も狭めで。
出張の大荷物を抱えながら、人をかき分けながら、ひとごみに負けずに、なめるように(?)隅から隅まで、お店を見て回ったものです。
階段がずっと上までぐるぐる続いていて、階段にまでオフィス家具が展示していたり、陳列棚があったり。
不思議な構造だなあーと思った記憶があります。
さて。
今度は、なめるように(?)集中してテレビを見ないとね!
かぶりつくようにカンブリア宮殿に見入るやすえり!
リニューアル後の伊東屋は、まーなんとも、オシャレな雰囲気に!!!
ガラス張りの12階建てビル
トレードマークの赤のクリップは健在なのが、ちょっとホッとします。
圧巻なのは、文房具の展示方法
たとえば、紙を色のグラデーションを描くように、壁一面にばーっん!とキレイに並べられていて、まるで、絵画のよう・・・
また、紙のサンプルが、オシャレなファイルに入っていて、自由に見ることができるという!
ファイルには、「ふわふわ」「ツルツル」とか「ザラザラ」といったタイトルがつけられているんですよね。
うーん、これは、実際に手に取って触りたいー!!!
オリジナルノートが作れるコーナーも出来たよう。
カキモリを思い出すなあ・・・。
(2013年4月1日付ブログ「はぐれぶんじょ旅情編」もみてね!)
はたまた。鉛筆が、10Hから10Bまで発売されている全タイプがあるとか!
鉛筆削りも、たくさんのタイプがあって、削り具合が全部展示されていて、自分の好みの削り具合になる鉛筆削りをセレクトできるようになっているとか!
たまらないねえ~!
鉄板、万年筆コーナーの充実度は、もちろん、リニューアル後も健在。
私が昔に聖地訪問したときも、店員さん、親切だったなあ~
使い方が一見してわからないパイロットのキャップレスデシモやラミー2000の試し書きを笑顔でさせてくれたし、使い方も教えてくれたなあ~
なんて、しばしタイムスリップ。
(2013年4月15日付ブログ「ぶんじょの聖地訪問」と2015年6月1日付ブログ「旅は道連れ、お土産はラミー」も見てね!)
更に、すべてのペンを試し書きできるコーナーも登場!
リニューアル前も、店員さんが、親切で、快く試し書きさせてくれたけど。
店員さんに声かけること自体がハードル高かったりするものねえ・・・
店員さんをわずらわせなくても、好きにいろんなペンを試し書きできるなんて、まあ、なんて夢のよう
またまた。
レターセットコーナーには、その場でお手紙を書けるコーナーが!
しかも、郵便ポストまで置いてある!
レターセットを買った瞬間は、「早く誰かにこのレターセット使ってお手紙書きたーい♪」とモチベーションがマックス高まっているもの。
このモチベーションがマックスなときに、もうそのまま手紙を書いてしまって、ポストへの投函まで済ませられるなんて!
すごいアイディア♪♪
レターセットを買った瞬間は、手紙書くぞーるんるん♪となっていても、いざ家に帰って、家事だ、仕事だしている内に、すっかり手紙を書くことを忘れたり、面倒くさくなったり。
なんとか手紙を書くことまでいっても、出そうと思っている内に、家から手紙を持って出るのを忘れて、ポストに投函しないまま、しばらく放置しちゃって、手紙の内容が古くなって、今更出してもねえ・・・
みたいになることってありますものね。
ん?私だけ?
いや。そんなことないはず。
みんなこんな感じで困っているからこそ、伊東屋が、その場で手紙書いてポストに投函まで出来ちゃうようにしたに違いないのだから。
あれこれと、いろんな文房具をじっくり手に取って、お試しできて、その場で使えるスペースまである。
空間を贅沢に使って、文房具がゆったりと、オシャレに並ぶ。
リニューアル後の伊東屋、すてき~!
見てるだけで、目の保養になりそう♪♪
カンブリア宮殿で紹介されたところによると、リニューアル前は約15万点あった商品が、リニューアル後は約4万点になったとか。
せっかくリニューアルしたのに、「約4分の1」に「減らす」って?!
増やすならまだしも。
あー、これが、前にネット上では、「前の方がモノがたくさんあって良かったのにー」という意見の原因なのかも?
んー、なんでだー?
と思っていたところ。
伊東屋の社長さんいわく。
敢えて戦略的にここまで数を減らしたんだと。
数で勝負するとなると、ネット通販には到底叶わない。
数や価格で競争しようとすると、消耗戦になってしまう。
それに、たくさんモノがあっても、お客様が全部のモノに出会えるとは限らない。
かえって、たくさんある分、出会いづらくなってしまうことも。
それだったら、伊東屋が自信をもって選んだ長くつかえる文房具を厳選して。
そして、お客様がモノ1つ1つとじっくり出会える機会が増えるようにしよう。
リニューアルしたお店では、お客様に「経験」を提供したい。
その結果、ゆったり、贅沢にモノを展示することにしたら、自然とモノの数は大幅に減ることになった。
というお話でした。
ふむー!!!
ひとを魅了してやまないお店を作る社長さんは、目のつけどころが、違う~!!!
ふ、ふかい・・・
リニューアル前の伊東屋も、味があって良かったけど、リニューアル後は、より洗練された空間で、1つ1つじっくりと文房具との出会いを楽しめる展示とスペースがある・・・
もっとたくさん!もっと増やして!もっと!もっと!
・・・というのではなく。
敢えて、周りとの差別化を図るために、
減らす。
しぼる。
そのかわり、とことん、自信をもって、長く大切に使えるものを提供する。
ただの「モノ」を売るのではなく、偶然の出会いや経験を売る。
ああ!
こういう発想、大好き!
しびれますなあ~
これは、百聞は一見にしかず!
テレビじゃ物足りない!
実際に行きたい!
というか、ぶんじょの名誉にかけて、行かねばならない!
リニューアルした聖地巡礼は、ぶんじょとしての義務だ?!
そうだ!
間違いない!
おー!!!
・・・
・・・
って、いったいいつ行くんだろ?
テレビの前で、ただただ、
いきたいー
いけないー
いつ行けるかなー
でも、いくぞー!
・・・と、1人もんもんとしましたとさ・・・(笑)